はじめまして、篠原です。
2022年4月に株式会社free web hope(以下、fwh)に新卒で入社しました。
今回は、コスメの販売員を目指していた私が、企業名も仕事内容も知らなかったfwhに入社するまでを書いていきます。
業界選びに悩む就活生や、憧れていた夢以外の道も考えはじめた就活生へ、少しでも参考になったら嬉しいです。
コスメの販売員になりたかった
小さい頃から服やヘアアクセなどのおしゃれが大好きでした。
10代後半になってもそれは変わらず、アルバイトで稼いだお金で服を買い、ヘアサロンに行き、
特に化粧品が好きだった私はいつしか化粧品のオタクになっていました。
最初は自分の容姿に自信を持つために化粧をしていましたが、
徐々に、化粧で顔の印象が変わる面白さや新しいコスメを使ってみる楽しさから、
お客様に店頭で接客・販売する仕事に就きたいと思うようになりました。
就活は大学3年生の6月からはじめました。
私は専門学校に通っていなかったので大手の就職情報サイトで美容部員を検索し、
化粧品会社のHPを調べ、写真スタジオや結婚式場のメイクさんになる道も考えました。
毎日オンライン説明会に参加し、メモを取り、質問し、振り返り、の日々。
ほとんど対面での説明会や企業訪問がなく、実際どんな仕事をしているのか、
お客様目線以上の情報を知ることができないため、働く側の想像が難しく足踏みの時期が続きました。
就活をはじめて2ヶ月が過ぎた頃。
企業の方のお話を聞く中で、
「コスメは大好きだけど、それを仕事にする覚悟が私にあるのか?」
「好きなことを仕事にしたら、好きだったものが嫌いになってしまうのではないか?」
という不安から迷いが生まれ、一度業界を広げました。
就活軸を決めた
業界を広げたことで、私は
「自分の可能性を広げることや成長することが好き」
ということに気づき、より成長できるであろう社員数の少ないベンチャー企業を重点的にみていきました。
規模の小さい企業では、いきなり社長や役員陣と1対1で面談することも少なくありません。
中途社員が多い会社もあり、終身雇用ももちろん大事ですが、いつか転職するかも、
という視点も大事にしていかなくてはならないと気づきました。
毎回PCの前で緊張していましたが、多くの社会人と話すことで自分の就活軸をより一層考えることができました。
その結果、自分が成長するために、就活軸を主に3つに設定しました。
1つ目は「小規模な企業であること」
社員数50人以下で探しました。
2つ目は「自分にとって接しやすい人たちの集団であること」
たとえ好きな仕事だったとしても雰囲気の悪い環境で仕事をしたくないのはみんな同じだと思います。
3つ目は「企業理念を大切にしていて、自分がその理念に魅力を感じること」
いずれ、入社当初とは違う事業を行う会社になったり、メンバーも変わることもあると思います。
でも、企業理念を大切にしている会社なら簡単に理念は変えないはずだし、その理念のもとに集まったメンバーなら自分もうまくやっていけると思ったからです。
つまり、特定の業界に絞ることはやめましたし、仕事内容や勤務地、福利厚生などの優先順位は低くなりました。
fwhとの出会い
fwhに出会ったのは就職情報サイトでした。
「一度説明会に来ませんか?」とメッセージをもらったので、就活に関しては来るもの拒まずの私はもちろん参加しました。
説明会でなんとなく、本当になんとなく仕事内容や企業理念がいいなと思ってそのまま一次面接へ。
今後縮小していく業界ではないだろうと思ったし、マーケティングの力は持っていて損はないとも考えていました。
新卒採用担当の深町さんとの面談で、fwhについてぜひ詳しくお話を聞きたいということと、コスメの販売員になるか、このまま選考に進むか悩んでいることを話しました。
そこで聞いた考え方は、私の人生を大きく動かすものだったと今は思います。
それは「新卒だからこそ挑戦できる環境がある」ということ。
新卒だから、という理由でまっさらな気持ちで企業の扉を叩けるのは今だけ。
未経験だって、実績がなくたって、これから何にだってなれるのが私たち。
「新卒だからこそ挑戦できる環境」とは「これから何にだってなれる環境」であり「今まで知らなかった仕事に触れるチャンス」でもあります。
好きなことを仕事にする自信がないと気づけたこと、そしてこの話を聞けたことで、
ずっとしがみついていたものを手放し、初めての社会人をfwhで始めたいと考えました。
明確に「マーケティングがしたい」というよりは、この人たちとこの仕事をしたら楽しそうかも、自分もレベルアップできるかもという気持ちでした。
あと、私は運がいい人間なので(と信じているので)「なんとなくいい」はきっと本当なはず!と思い、選考に進み、内々定をいただきました。
現在とこれから
入社の半年ほど前から内定者兼インターン生として、広告を作る練習をしたり、先輩方の仕事の手伝いをしたりしていました。
実際の仕事を近くで見せてもらって、仕事の大変さと責任感を改めて感じました。でも、楽しさやわくわくする気持ちが消えたことはありませんでした。実は私は置かれた場所で咲くタイプなので。
業界選びに限らず、就活中に大きく方向転換することは決して諦めることではなく、いつだって最高な自分でいるための最良の選択だと私は思います。
あなたの就活が、最高な自分になるための一歩になりますように。
読んでいただいて、ありがとうございました。